男性の育休取得が世間でも話題になっている昨今、よし自分も!と思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
一方で、本当に自分も取得できるのだろうか?周りの反応は大丈夫だろうか?といった不安もあることと思います。
そこで今回はこれから育休取得を目指している男性に向けて、円満な育休取得のためのポイントをみていきたいと思います。
男性の育休取得には事前準備が全て
私も実際に育休の取得を経験してみて実感しましたが
男性の育休取得には計画性が何より大切
これに尽きます!
育休は取得して終わりではなく、会社に復帰してからのキャリアやその後のワークライフバランスに影響することもあるでしょう。
その影響をより良いものにし、育休を取って良かったと心から思える将来のために下記の3点が重要になってきます。
可能なかぎり早く意思表示をしておく
まず大切なのは育休を取得したい!という意思を早めに周囲に伝えておくことです。
とにかくできるだけ、可能なかぎり早く伝えておくのがポイントです。
妻の妊娠の報告は流産のリスクなどから安定期に入ってから行う事が多いのが現状だと思います。
夫婦で相談しタイミングが決まればすぐに上司と2人の時間を作り報告するようにしましょう。
そこで自身が育休を取りたい旨も伝えます。
この時までにいつから、どのくらいの期間で取りたいかもしっかりと考えておきましょう。
一般的に安定期に入ってから出産まで5ヶ月はあるため、これだけ時間があれば上司も引継ぎや業務調整の準備が落ち着いて行えるはずです。
また、それよりもさらに早く意思表示をしてしまう方法もあります。
私の場合、妻と結婚するより前から研修発表の場などで上司たちに将来の育休取得を宣言していました!(笑)
そのおかげで「こいつは育休をとるんだな」ということをみんなが知っている状態になったんですね。
のちに妻が妊娠して育休をとりたい旨を伝えた際も非常にすんなりと受け入れてもらえたように思います。
イメージを周囲に刷り込ませておくことで取得ハードルが下がった例として参考にしてみてください!
周囲と良好な関係を築いておく
次に仕事仲間との関係の構築が大切です。
女性の育休でも同じですが、休んでいる間の自身の仕事は誰かに行ってもらうことになります。
向こうも仕事なので上司から頼まれれば引き受けてくれるでしょうが、あなたとの関係性によってその心情は大きく異なってきます。
普段から親しくない人間に子供が産まれたからといって、なぜ給料が増えるわけでもないのに自分の仕事が増えるのか?と感じてしまう人もいるはずです。
そのような状況になると、引継ぎが充分に行えなかったりトラブルになってしまう可能性も。
また自分が復帰したのちに再度同じ業務を担当する場合、休んでいた間に仕事上の爆弾を抱え込んでしまっていた、なんてリスクもあります。
このようなリスクを避けるためには普段から周囲を気遣う、自分に余裕があるときはメンバーのサポートを行うなど信頼関係を積み重ねていくことが何よりも重要です。
せっかく育休を取るなら仲間にも祝福される幸せな育休になるよう、日々の仕事を通じて良好な人間関係を作りたいですね。
引き継ぎをきちんと行う
最後に仕事の引継ぎです。
異動や転職など割と行う機会が多い引継ぎですが、育休の場合は復帰後に休暇前のポジションに戻る可能性が高いですよね。
そのため、引継ぎのミス・モレは将来的な自身の仕事にもダイレクトに影響する恐れがあります。
あとで後悔しないためにも準備を万全にした上で引き継ぎを行いましょう!
「取るぞ!」と決めてから取得直前の引継ぎまでの間にできる限りの準備をしておくのがベターです。
具体的には
- 自身の業務の棚卸し
- パソコン内のデータの整理
- 部下やメンバーへの仕事内容の共有
- スケジュールや期限の見える化
ができているとスムーズです。
上記の内容は仕事のできる人なら普段からできていることも多いでしょう。
逆に疎かになりがちな人はこれを機に取り組んでみてはいかがでしょうか。
これができていると一緒に確認しながら引継ぎができますし無駄な労力が必要なくなりますよね!
直前に慌てて結局間に合わなかった、なんてことにならないように計画的な行動を心がけましょう!
まとめ
繰り返しになりますが、男性の育休取得においては特に事前準備が大切になってきます。
まだ見ぬ子供と過ごすかけがえのない時間をモチベーションに、計画性を持って仕事に取り組みたいですね!
またその計画性が仕事の評価に繋がるという副産物も期待できるかも?
少しでも参考になれば幸です。
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