いよいよ迎える初めての出産、とにかく分からないことだらけですよね!
特に立ち合いではパパは一体何をすればいいのか、、、
出産を経験した先輩ママの意見の中には
- 何もしてくれなくて邪魔だった
- 血をみて倒れてしまってガッカリ
- スマホを見ていてイライラした
など、パパにガッカリしたという声も。。
せっかくなら頼りになるかっこいい姿を見せて良い立ち会いにしたいですよね!
そこで今回はデキるパパの出産立ち会い時にするべきこと、してはいけないことをご紹介したいと思います。
出産立ち会いまでの流れ
まずは一般的な立ち会い本番までの流れを確認していきましょう。
陣痛
最初は生理痛かな?と思う程度に弱く、徐々に強くなっていきます。
陣痛の間隔が10分ほどになってきたら本格的なスタートとなります。
慌てずに病院に連絡を入れましょう。
また、特に第2子以上の方は子宮口が全開になるまでの時間が早い場合が多いので、早めに連絡を入れるようにしましょう。
破水
お漏らししたように水が出てきます。
陣痛の前に生じる場合もあるのでその場合も慌てずに病院に連絡を入れましょう。
大きめの生理用パットを当てて、入院の準備を確認します。
雑菌が入る恐れがあるのでお風呂やシャワーには入ってはいけません。
入院
連絡した病院から「入院の準備をしてきてください」と言われたらいざ入院です。
病院に到着後は内診や血液検査など、赤ちゃんが元気かどうかやどのくらいの進行具合かの確認を行います。
ここから子宮口が全開になるまでの陣痛との戦いが始まります。
初めての出産の場合は10〜12時間ほどかかるため、食べ物や飲み物を摂取しつつ乗り切ります。
立ち会い
子宮口が全開になったらいよいよ分娩室へ。ここからがパパの出産立ち会いの始まりです。
この頃になると陣痛の間隔が1〜3分おきかつ継続時間も長くなります。
ママの苦しそうな姿を見て不安になるかもしれませんが、落ち着いてサポートに取り組みましょう!
立ち会い本番でやることリスト
いよいよ待ちに待った立ち会い本番です!
立ち会いでパパがするべきことは以下になります。
- 腰をさする
- 汗を拭く
- 水を飲ませる
- 痛みを和らげる
- 会話で不安を和らげる
- 親へ連絡する
- ねぎらいと感謝の言葉をかける
大きく分けると身体的な苦痛に対するサポートと精神的な不安に対するサポートとなります。
出産中はとにかく体力を使い汗もかくので、こまめに拭いてあげたり飲み物を飲ませてあげましょう。
また、痛みを和らげるために骨盤近くや腰を押してあげることも効果的です。
手を握っておいて欲しいと望むママもいます。
子供が産まれたら一緒にしたい楽しいことなどを話しかけてあげるのも良いですね。
無事に産まれたあとは双方の親へ連絡を入れるのもお忘れなく。
そして何より大切なのは、頑張ってくれたママへの感謝とねぎらいの言葉です。
感動して泣いてしまうパパもいますが、きちんと言葉で伝えてあげてくださいね!
あると便利なグッズ
ここからは事前に準備しておくと本番に役に立つグッズをご紹介します。
産院に置いてある場合もあるので、そちらも事前に確認しておいてくださいね。
テニスボール
いきみや陣痛の強い痛みを逃すのに使えるのがテニスボールです。
腰やお尻の辺りに押しつけることでママが楽になる事が期待できます。
押すと楽になる場所は人によって様々なので、ママとコミュニケーションを取りながら良いポジションを探ってくださいね。
また、深呼吸に合わせて押しつけてあげることも効果があります。
どこに当てて良いか分からない場合は助産師さんにアドバイスを求めましょう!
うちわ
陣痛中は暑いと感じるママがとても多いです。
呼吸を止めていきむのを繰り返すため、体力を相当使い汗をかくことも。
ママが暑いと感じていそうだったらうちわをあおいであげましょう。
心地よい風で少しはリラックスに繋がるかもしれません。
飲み物
出産中は声を出したり叫ぶことも。
また、相当な体力を使うため汗をかき体の水分が不足し喉が乾いてきます。
スポーツドリンクや麦茶など、出産中に口にできる飲料を数本は準備しておいてあげましょう。
ストロー付きペットボトルキャップ
ママに飲み物をあげる際に、横になった体勢で飲んでもらう事が多くなります。
そんな時に便利なのがこのストロー付きペットボトルキャップです。
横たわった状態で飲めるので中身がこぼれる心配がなくとても便利です。
ただし、ペットボトルの種類によってはサイズが合わない場合もあるので注意が必要です。
必ず準備した飲料に装着可能なものかを事前に確認しておきましょう!
タオル
とにかく汗をかくのでタオルは必需品です。
こまめに拭き取ってあげましょう。
また、陣痛がきたときに握り締めて痛みを逃すような使い方も。
肌触りがよく清潔な物を準備しておきましょう。
絶対にしてはいけないこと
ここでは逆に立ち会いで絶対にしてはいけないことを見ていきます。
頭の中にしっかり入れておきましょう!
何をして良いか分からずうろたえる
いざ立ち会うぞとなったときに動けなくなるパパは意外と多いです。
自分は大丈夫と思っているパパほど陥りがちだったりするので気をつけてください。
こちらについてはなんといっても事前のシミュレーションがモノをいいます。
ママが元気なうちから一緒に話してイメージを共有しておけるとベターですね!
基本的には助産師さんが指示を出してくれるはずですが、何も言われなくても最低限は汗を拭いたりうちわであおぐようにしましょう。
また、ママに声をかけして欲しい事がないか聞いてあげてください。
話しができる余裕すらない場合もあるので、その時は見守りつつママのためにできることを探しましょう。
撮影に夢中になる
病院によっては出産中の撮影を許可してくれるところもあります。
確かに感動的な産まれる瞬間を映像に収められれば素敵ですよね。
ただ、中には撮影に夢中になってママのサポートが疎かになるパパも。
苦しんでいるママに何かお願いされたら必ず撮影よりそちらを優先しましょうね!
また、お産中に忙しく動いている助産師さんやお医者さんの邪魔になる場合も。
撮影する場合はあくまで出産の邪魔にならないように動けるように気をつけましょう。
スマホを眺める
絶対にやってはいけません!
出産は5〜15時間、時にはそれ以上の長丁場になることもあります。
手持ち無沙汰に感じてしまったりパパも疲れを感じることもあるかもしれませんが、ママのしんどさはその比ではありません。
強い意思を持って自制してください。
どうしても何か確認する必要がある場合などは一時部屋から退出するなどした方が良いですね。
むしろ入室する前に電源を切っておくくらいの気持ちで臨みましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
言うまでもなく出産は新しい生命が誕生するとても感動的なイベントです。
また、大変なぶん一生の記憶に残る思い出となるでしょう。
その記憶の中のパパはどんな姿になるでしょうか。
せっかく立ち会うことが叶うなら、命がけで頑張ってくれるママのサポートをしてくれた素敵なパパになりたいですよね!
立ち会い出産が幸せな家族の始まりになりますように!
コメント