【勉強法】QC検定2級に一発で合格するのに使ったテキストとやったこと

先日受験した第30回QC検定2級の合格発表がありました。

業務に必要な知識が含まれているので、会社から半ば強制的に受験を促されていたのですが

結果は合格!!!

ほんと良かったです。。

今回は記録も兼ねて、合格するために実際どのように勉強したかをまとめておきたいと思います。

ちなみに勉強開始前の私は

  • 大学では理系専攻(一応…)
  • 統計が無理すぎて卒論でも一切統計不要のテーマを選択
  • 大学卒業後は仕事でも統計にはノータッチ

という状態でした。勉強期間は約2ヶ月です。

それでも本番の自己採点では85%近く得点できていたので、少しでも誰かの参考になればと思います!

QC検定2級とは

QCとはQuality control(品質管理)を表します。

つまりQC検定とは品質管理検定、品質管理に関する知識レベルを図る試験となります。

2級を目指す方々に求められる知識と能力は、一般的な職場で発生する品質に関係した問題の多くをQC七つ道具及び新QC七つ道具を含む統計的な手法も活用して、自らが中心となって解決や改善をしていくことができ、品質管理の実践についても、十分理解し、適切な活動ができるレベルです。
基本的な管理・改善活動を自立的に実施できるレベルです。

ー日本規格協会HPよりー

また、近年の合格率は20%程度で推移しておりやや難関な試験の部類に入るでしょう。

でもしっかり勉強すれば必ず合格できるので安心してください!

それではさっそく具体的にどのように勉強したかを述べていきたいと思います!

合格のためにやったこと

まず結論から言うと

テキストは2冊で充分です!

今から紹介する2冊を徹底的に繰り返せば充分合格できます。

1つ目はこちら


そして2つ目はこちら


公式の過去問です。

第29回からは出題範囲が若干変更されているので、できれば最新の過去問を準備しましょう。

ここからはそれぞれどのように使用したかを具体的に述べていきます。

テキストを1周読む

まずは軽く流し読みで構わないので、テキストをどんどん読んでいきます。

ここで大事なのは

「なんだこの式?訳わからん!」

と思っても決して立ち止まらないことです。

分からなく書いている方が悪いので、気にせずに読み進めていきましょう!

全体の構成として、どこにどんな事が書いてあるかがなんとなく把握できたらOKです!

過去問を1回分解いてみる

テキストを1周読み終わったら次は過去問です。

この段階ではまだ時間をはかる必要はありません。

時間があっても多分ほとんど解けないからです。
(逆にまぁまぁ解けた人は自信を持ってください!笑)

実際の問題に触れてみて、こんな感じで出題されるんだということを体感します。

QC検定2級は問題量がかなり多いので、量感も確認しておきましょう!

さて、解き終わったら答え合わせです。

ここからが大切で

解けた問題も解けなかった問題も解説を読みます。

不明点が出てきたらテキストの該当箇所を探して理解するまで読み込みましょう。

また、計算問題の解説の中で覚えていなかった式をノートなどに書き写してください

これは全過去問で行い、暗記するべき式として後から何度も見返します。

すぐにもう一度同じ回の過去問を解く

解説を読んで理解できたら、もう一度同じ回の過去問を解いてみます。

今回は時間も本番通り90分をきっちり測りますよ。

思った以上に手が動かないのを確認しつつ、1度目と同じ方法で理解を深めていきます。

9割は自力で解けるようになるのを目安にひたすら繰り返しましょう!

ここは根性あるのみです!

最初は一連の流れを1回分行うだけでもかなりの時間を要してしまいますが

回数を重ねるごとにどんどん早くなっていくはずです。

こうしてクリアしたら次の回、また次の回の過去問へと進んでいきます。

1冊を終える頃にはほぼ合格できる実力が身に付いているはずです!

本番の解き方

自分は本番は2つのことだけ気を付けていました。

その2つとは

  • 時間配分を間違えないこと
  • 解けない問題も正答率を上げること

です!

それぞれ詳しくみていきます。

時間配分を間違えない

他の試験でも同様かと思いますが、QC検定でも時間配分は重要です。

試験が始まったらまず問題をめくり一通りざっくりと目を通し全体像を確認します。

その後、手法分野と実践分野で自分の得意な方からサクサクと手を進めていきましょう。

制限時間を決めておき、時間がきたらもう片方の単元に移ります。

これで「あぁ、こっちの方がかなり簡単だったのに時間がないや。。」ということは避けられます。

あとは1点でも多く取れそうな問題に力を注ぎつつ最後まで頑張るのみです!

解けない問題でも正答率を上げる

QC2級は全て選択式なので、当てずっぽでも正解となる可能性があります。

これはちょっとした裏技というか邪道ですが

答えの選択肢から正解を推測できる場合があります。

例えば「±」が含まれる式の後にくる「○≦≦●」の○と●を選ぶ場合

選択肢から足し合わせたら2xになるような組合わせを選ぶと正答確率がグンと上がります。

あくまで正統法では自力で答えが出せない時の苦肉の策として覚えておいても良いと思います。

忙しい社会人において資格試験は合格する事が目的なので

得点の可能性は泥臭く1%でも上げることを意識しましょう!

まとめ

QC検定の2級は一見難しく見えて覚える必要がある計算式はそれほど多くありません。

またほぼ毎回出題されるテーマもあるため、取れるところで確実に点を取る事がポイントになります。

全部を完璧に解くのではなく7割を取れればいいやくらいの気持ちで臨みたいですね!

特に製造業などで昇格に効くこともあるQC検定、受けるからには最短で必ず合格を目指しましょう!

少しでもお役に立てば幸いです!

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